応援ナースと派遣ナースの違いとは?給料や有給、社会保険について徹底解説!

応援ナース
でん
でん

応援ナースをやるか、派遣ナースをやるか迷うなぁ

最近、ナースパワーのCMで応援ナースについて興味を持っている方もいる思います。いろいろ調べていくと、「応援ナース」と「派遣ナース」が似たような働き方みたいだけど実際はどう違うの?と疑問に思う方が多いと思います。

自分もその一人でした!

今回はその疑問を解決していこうとおもいます。

この記事を読めば応援ナースと派遣ナースの違い、具体的に給料や有給、雇用期間、社会保険や赴任費用、寮などの細かい部分の違いについて理解することができます。

違いを理解すれば、自分に合った働き方を決められると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

応援ナースとは

応援ナースとは、病院などの医療機関や施設の一時的な看護師不足を補うため緊急避難的にご利用いただく制度です。

ナースパワー公式ホームページ

応援ナースをメインに取り扱っている求人会社「ナースパワー」によると、上記のように言われています。

相互間の同意があれば、「応援ナース」から常勤登用の可能性もあり、安定労働力の確保にも寄与しています。応援ナースは地域ごとに『北海道応援ナース』、『都市圏応援ナース』、『離島応援ナース』、『沖縄応援ナース』の4種類があります。

でん
でん

私がやっているのは「沖縄応援ナース」だよ!

派遣ナースとは

派遣看護師とは、派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の医療・福祉機関で業務を担当する働き方です。

レバウェル看護公式ホームページ

一方で、レバウェル看護のホームページによると派遣看護師の定義は上記のように言われています。

かけ
かけ

え?結局一緒じゃないの?

定義だけ見ても一見同じように見える応援ナースと派遣ナース。

具体的にどんな違いがあるのでしょうか?

応援ナースと派遣ナースの決定的な違い

応援ナースと派遣ナースの決定的な違いはズバリ、雇用主が病院か派遣会社か?という点です。

一体どういうことでしょうか?

応援ナース

応援先の医療機関が雇用先

期限付きだが、応援先に赴任する正社員の扱い。

派遣ナース

紹介派遣会社が雇用先。

派遣会社の社員として医療機関へ派遣される。

派遣先では「派遣社員(非正規社員)」の扱い。

雇用先が変わることで、他にはどんな違いがあるのでしょうか?表にしてまとめてみました。

応援ナース派遣ナース
給料基本給制 支給は医療機関から時給制 支給は派遣会社から
有給あり(同じ職場で6ヶ月以上勤める必要あり)あり(6ヶ月以上勤務継続する必要あり)
社会保険応援先の社会保険に加入紹介派遣会社の社会保険に加入
赴任費用ほとんどありあるが、ない場合もあり
ほとんどありあるが、ない場合もあり
雇用期間基本6ヶ月 上限3年3ヶ月〜6ヶ月 上限3年

それぞれの項目について詳しくみていきましょう。

給料

応援ナースでは正社員扱いになるため、基本給制になります。

求人票には月給400,000円などと掲示されます。内訳は基本給250,000円、応援手当〜〜円、家賃手当〜〜円、通勤手当〜〜円、夜勤手当〜〜円というようになります。

雇用主は病院のため、務めている病院からの支給になります。

派遣ナースでは時給制なので、求人票には時給2,500円などと掲示されます。手当等が含まれた金額として時給が計算されていると思われます。

雇用主は派遣会社のため、支給は派遣会社からとなります。

有給

応援ナースでは同じ勤務先で6ヶ月以上働くと有給が使えるようになります。6ヶ月ぴったりではもらえないので、欲しい場合は延長が必要になります。

派遣ナースでは、6ヶ月以内に派遣先が変わったとしても同じ派遣会社のもとで6ヶ月以上雇用されていれば有給が使えるようになります。

ただし、次の派遣先で働くまでに1ヶ月以上の空白がないことが条件のようです。1ヶ月以上の空白ができてしまうと有給は消滅してしまいますのでご注意ください!

社会保険

応援ナースでは正社員と同じ扱いになるため。応援先の医療機関の社会保険に加入することになります。

派遣ナースでは、紹介派遣会社の社会保険に加入します。ただし、任期が2ヶ月未満の場合は加入できないのでご注意ください!

赴任費用

応援ナースでは、ほとんどの場合に引越し・赴任費用負担制度が設けられています。私が求人票を見てきた中では大体5〜10万円が平均のように思えます。

派遣ナースでは赴任費用がない場合が多いそうですが、上限額は少なめでも相談に応じてもらえる施設もあるようです。

応援ナースでは寮付き求人が多くあります。寮費無料のところもあれば、水道光熱費のみ自己負担、病院と折半、自己負担学2〜3万といった条件が多く見受けられます。

派遣ナースではない場合が多いそうですが、応援ナースと同様の条件や、長期滞在型のホテルを用意してもらえる場合もあります。

結局どっちが良い?悪い?

ここまでさまざまな項目で応援ナースと派遣ナースの違いがあることがわかりましたが、結局どっちが良いのでしょうか?選ぶ基準はどこになるのでしょうか?

派遣か応援か、選ぶ基準は「給料」「勤務期間」「赴任費用」「寮」が重要だと思います。

派遣は応援ナースよりも月給が安くなる場合が多いです。しかし、勤務期間が3ヶ月・4ヶ月と応援よりも短期間を選択できることから、より短期間で色々回りたい方に向いていると思います。

また、遠方に行く場合は引越し・赴任費用が多額になる場合が多いので、その場合は赴任費用が手厚く支給される応援ナースを選択するとお得に済むと思います。

最後に

応援ナースと派遣ナースの大きな違いは雇用先ということがわかりましたね。

雇用先が違うからといって、どちらが良い・悪いということはありません。

最終的には求人票を吟味して、自分に合った条件のある場所を選択することが一番大切になります。

何か質問などあれば、お気軽にコメントくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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